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【HSPさん向け】肌が合わない人だと感じたら距離を置くのが一番

2021/06/26

HSP 自分を守る

HSPの直感力

組織や集団の中に入れば、肌が合わない人は必ずいるものです。
特に、HSP気質の人は敏感に察知してしまい、付き合い方に悩み疲れますよね。

人が集まれば必ずいる「苦手な人」

就職や転職で、新しい環境に身を置いて数ヶ月が経つと、新しい仕事や生活に慣れてきます。
また、学生さんの場合も同じで、1週間の流れや過ごし方が固まってきます。

しかし、慣れと引き換えに新たな試練なのか、悩み事が出始めるもの…。
その多くは、人間関係ではないでしょうか?

始めの頃は、何となく数人のグループにいたところ、数ヶ月が経った頃にはメンバーが固定されますよね。
ここで困るのが、「あの人は何となく苦手なんだよな…」って人が必ず現れること。
「嫌だなぁ…」と思いつつも、グループから離れる勇気はなく、ズルズルと関係を続けてしまいがちです。

人の第一印象はなかなか拭えない

私も、高校へ進学した時に、苦い経験をしました。

同じ小学校だったけれど、中学校は違っていたCさん(仮名)と再会し、しかも同じクラスになったんです。
Cさんとは、幼馴染みだった訳ではなく、一緒に遊んだ仲でもなく…、単なる同級生だったんです。

ところが、高校での再会の時に、ビビッと感じたんですよ。
何となく、歓迎されていないような、一歩引かれているような…、そんな違和感を覚えたんです。

Cさんが、嫌悪感を態度に出した訳ではなく、むしろ愛想は良かったんです。
でも…、一緒にいて何となく、居心地が悪いんですよね。

その後も、距離感を掴めずやり過ごすうちに、他にも何人か集まり、グループができちゃったんです。
後から来た人は、私がCさんと幼馴染みだと思い込んでいるため、後戻りできない状況になりました。

私は、Cさんを好意的に受け入れようと、何とか工夫を凝らしました。
…が、人の第一印象って拭えないもので、関係はギクシャクする一方でした。
そして、Cさんが不満を爆発させたのを機に、私はグループから弾かれてしまいました。

「肌が合わない」苦手意識は相手にも伝わる

私の例では、高校で再会した時には、お互い普通に言葉を交わしました。
しかも、同じ小学校という共通の話題が、手元にあった訳です。

では何故、「肌が合わない」違和感が生じたのでしょうか?

ポイントは、再会の時にビビッときた直感でして、これは私だけでなく、Cさんも同じことを感じたのでしょう。
正確に言えば、私がCさんに感じた苦手意識が、Cさんに伝わってしまったようです。(もしくは、その逆だったのかもしれません。)

「肌が合わない」の意味で、「波長が合わない」とも言いますよね。
人間関係を扱った自己啓発書を読めば、「波長」だとか「オーラ」といった言葉で説明されています。
私は、スピリチャル分野を信じない人ですが、波長に関してはあると思っています。

肌が合わない人とは心身共に距離を置く

波長が合わない人かどうかは、初対面では分かりにくいでしょう。
でも、肌が合わない人は、外見で判断しやすいと思います。

両者に共通して言えるのは、無理をして付き合わないことです。
私の例でも分かる通り、無理をしたところで、長続きしませんから…。

しかも、相手の波長が悪いと、自分のエネルギーを吸い取られて、どんどん元気が無くなるようです。
HSP関連の本で見かけましたが、エネルギーヴァンパイアと呼ぶらしいですね(汗)。
側にいて疲れる人からは、まず物理的な距離を置くことです。

とは言っても、グループを円滑に保つために必要だったり、仕事で関わらざるを得なかったり、離れられない場合があります。
物理的な距離を置けなくても、せめて精神的な距離を置くことです。

HSPさんの人間関係は、量ではなく質を見極めて、自分を大事に過ごしましょう。